とにかくポケモンをプレイしたい。こんなブログエントリを書いている暇はあるわけないのだがとにかくポケモンをプレイしたいという思いで胸が張り裂けそうだ。暇さえあれば、ないのだが、サンムーンの対戦wikiを読んでいる。あまり胸を張れない趣味だが、ゲームのジャンル・媒体を問わずwikiを読んでプレイしたつもりになるのが好きなのだ。ガラガラ(アローラのすがた)が猛威を振るっていると聞いた。砂パ、毒、霊を愛用していた私だ。かのポケモンの躍進には胸が躍る。
それから次の同人誌の構想をこねくり回している。
登下校の坂道で、風呂場で、飯を食いながらずっと考えている。次は秋月律子とミリオンの子で書くつもりだ。大法螺を吹きたい。秋月律子のバックグラウンドの変遷、過去と現在を綺麗に接続してみせたいのだ。私は悪名高いハピエン厨だからハッピーにかつ上品にやりたい。夏のはコンセプチュアルに過ぎて物語としてはかなり不完全だった。次こそは、と決意している。最近は綺麗な手つきというものを学ぶために実在アイドルのドキュメンタリやオフショットを観ている。
ところで、世の中には模型エントリというものがある。
公式による描写をもとに模型を一から作る、既製品を改造するなどさまざまなエントリがある。上に挙げた二つのエントリは特に好きな模型ブロガーのものだ。というか私の知っている数少ないそれだ。
読めばわかるのだが、模型とはどうやら理想と現実の妥協の芸術であるらしい。修論に追い込まれた俺は灯りのない部屋で布団のぬくもりに包まれながらバーザム氏のエントリを読んでいた。氏のハッピーラッキーなエントリに閃いた。
「小説も同じだ!」
二次創作小説も、公式による描写をもとにしつつ、現実から材料を集めて自分の理想に近づけたり、近づかなくて悶えたりするものだ。
次の本は模型エントリのように、種にしたいアイデア、そのアイデアが構造化されるまでの過程、構造に必要な材料、実作の過程、妥協なんかを紹介してみたいと思う*1。
*1:これは愚痴なのだが、世の中の《物書き》や《文字書き》を自称する人間は過剰に求道的である。見ていて楽しくない。楽しい(傍点)文化的な営みとしての二次創作小説の執筆を紹介してみたいという試みがある。