読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

箱庭療法記

人々がきらきらする様子に強い関心があります。

170210

 巨大な虚無がやってきて風呂桶の中で震えていた。

「大丈夫」言い聞かせるようにそう口にすると「大丈夫じゃない」もうひとりの私が即座に言い放つ。「大丈夫」「大丈夫じゃない」「大丈夫」堂々巡りの末に虚無がやってきて、私は震える。43℃の風呂は冷え切っていて、私の体温は奪われていく。