箱庭療法記

人々がきらきらする様子に強い関心があります。

180602 推しが二人とも活動休止した

 推しが二人とも活動休止した。

 

 志田愛佳さんは時間の問題だと思っていた。昨秋からテレビ出演を休みがちで、握手会の欠席が続き、4月のアニバーサリーライブも欠席し、雑誌仕事は少しあるけれどとにかく外向けの仕事はほとんど出なくて、ライブの直後に正式に発表された。ぼくとしては、むしろ遅すぎるくらいの発表だと思った。野球で言えばつるべ打ちのピッチャーの交代が告げられたときに「最初のフォアで代えてやれば」って愚痴るのに近くて、なにごとも適切なタイミングって後からはなんとでも言えるんだけれど。

 推しのいないライブはとても寂しくて、センターもいなかったんだけれど、センター不在の巨大な穴に比べると無視される穴で、彼女がいないことすらうっかりするとたいしたことではないものとして見られる/見ている自分がかなしくなった。でも、推しがライブにいないとどこを見ればいいかわからなくなるんですよ。

 本当にさびしかった。

 彼女は、その後、様々な様々があったからぼくはもしかして復帰が(ぼくがぼんやりそう願っているより)ずっと先になるかもしれないし、もしかしてその先は来ることさえないのかもしれないって覚悟している。

 

 影山優佳さんがお休みを発表するとは思わなくて、いや、想像すらできるわけなくないですか。単独アルバムが発表され、発売は6月20日に迫り、新曲も続々と公開されている6月1日。影ちゃんは学業への専念を理由として活動休止を発表しました。ひらがなけやきの活動はこれからだってタイミングで、これからだから休むならいましかなくて、彼女のブログにある通り、休むタイミングの決め方まで聡明で、そういう利発さがすごく好きだった。ブログの文面から察するに辞意まで伝えていたようで、メンバーに引き留めてもらえたみたいだ。そういう、みんなに愛される人柄が好きだった。

 彼女はいま高校2年生だから、きっとあと1年半はお休みするんだろう。

 ぼくが彼女の年齢だったときには1年半って永遠にも感じられたんだろうけれど(影ちゃんってまだ17歳なんだよなあってしみじみしたりする。そりゃ受験勉強がんばりたいもんな)皮肉なことに働き始めてから時間が流れるのがあっという間で、きっとすぐに(ぼくの主観時間では)戻ってきてくれるだろう。お休みしている間ずっと応援している。『スーパーウーマン』になって戻ってくるのを待ってます。

 

 

 昨日の夜、影ちゃんの休止を受け止められなくて痛飲して朝5時に起きたら「これって「二人セゾン」じゃん」ってYouTubeを開いたらあんなに輝いていた推しがもういなくて淋しさが増して、やっぱり影ちゃんはお休みで、夢ではなくて、日常を輝かせてくれた君はもういない。

 きみはセゾン