箱庭療法記

人々がきらきらする様子に強い関心があります。

13/09/17

 週明けです。3連休は徹夜したりクッキー焼いたり野球の実況したりして過ごしました。徹夜のおかげで今日からは朝型の生活を取り戻すことができたのです。

 『機龍警察』(月村了衛)を読みました。事前情報だと百合有り現代版パトレイバー的なSFだと理解していたのですがけっこう違いました。なるほどライザ×主任や龍機兵は屈折した百合だったりロボットスーツへの憧れだったりで確かに萌えましたが、ストーリーの主軸は警察組織の歪みとムラの外部からの新参者との折衝で、内部の異端から歪みを描いたパトレイバーよりは、ムラの外からそれを指摘した福井晴敏の自衛隊モノ寄りでした。そういった意味で、王富国へのガサ入れに宮近の差し金で千葉県警がでしゃばったのには納得がいきました。巻が進むにつれ特捜部と警察内部との競争が激しくなりそうで期待できます。

 とは言え、やはり姿やライザ×主任、龍機兵に萌えるのが楽しみ方としては楽しくなりそうです。罰を求めながら罰を与える役割に就くライザを彼女に私怨のあった主任が複雑な想いを抱えながら立場上支持しながら相互理解を深めようとするというのは、筋の通った百合になりそうで、一部ファンがカップリングを主張しようとするのにも頷けます。また、傭兵上がりの姿のいちいちスカした言葉遣いも厨二心を刺激してくれますね。早めに既刊を読みます。

 

 エレキギター買いました。THE BLUE HEARTSの「チェインギャング」を演奏できるようになるまでは練習したいところです。初期不良を掴んでしまい音が出力できませんので返品して帰ってくるまでお預けです。残念。今のところ、箱遊びよりはるかに難しい。