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箱庭療法記

人々がきらきらする様子に強い関心があります。

14/06/23 秋月律子さんについて

 秋月律子さん、お誕生日おめでとうございます。

 

 秋月律子さんの話をしよう。

 彼女の話をする前に、私とアイドルマスターの話をしよう*1。私がアイドルマスターを知ったのは、2011年の確か6月だった。当時はやる夫スレまとめを読み漁っていた。その時に出会ったのが「やる夫の友人が、アイマスに○○万円つっこむようです」だった。同年の7月から始まるアニメ・アイドルマスターの予習がてら、動機としてはそんな感じだったと記憶している*2。ここで重要なのは、私がアイドルマスターを知った時点では秋月律子がアイドルをやめていたことだ。私にとって彼女は予め失われたアイドルだった。彼女は当時の私の琴線には響かなかった。それはある種、当然で、アイドルマスターとはアイドル*3の物語であってアイドルでない秋月律子*4がその物語に入り込む余地は小さかったからだ。

 私が秋月律子のアイドルとしての魅力を知ったのはアルバム『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL SPRING』だった*5。このCDは収録曲の秀逸さ*6もさることながら、ドラマパートの出来がアイマスにしては珍しく素晴らしいのだ。「お花見にやってきた765プロの一同がどんちゃん騒ぎをしているといつの間にか周りから人が消えている。どんな楽しい時間も終わりを迎えるのだ……」というストーリー。作中のドラマパートでは秋月律子が重要な台詞を口にするのだが、『予め失われた』アイドル*7の彼女がその台詞を口にする意味は絶大だった。アルバムでカバーしている「旅立ちの日に…」と併せて、私の脳裏に浮かんだのは元同級生としての秋月律子だった。

 アイドルとしての彼女の真っ当なファンになることはできないけれど、彼女の元同級生としてのファンになら、なりたいと思ってしまった。クラスメートだけど会話のほとんどなかった秋月、学級委員に推薦されてイヤイヤながらも引き受けてしまう秋月、席替えで近くに来るとすごく嬉しかった秋月、そんな光景がフラッシュバックした。最近では、成人式で知己に照れながらもハキハキとスピーチする秋月律子さんもいいなって思う。彼女が活躍しているのを液晶越しに知りたいなって思ってこの前のSSを書いたりしました。遠きにありて想う人。

 

 薄れ行く青春の記憶の中で凛とした光を放つ星。それが私にとっての秋月律子さんです。誕生日おめでとうございます。

*1:このエントリは概ね自分語りに終始します。あしからずご了承下さい。

*2:スレの細かい内容は各自読んでもらうとして、筋書きは「主人公のやる夫くんのお友だちのルルーシュくんがアーケード版アイドルマスターから秋月律子にのめり込み、そして9・18事件でアイマスを離れるまで」といったところ

*3:と、もしかしたらプロデューサー

*4:当時の私にとって秋月律子はアイドルではなかった

*5:落合の「for フルーツバスケット」始め雪歩の演技の惨憺たる出来に目を瞑ってもアイドルマスター関連で最高の1枚だと思う。再録・再販を強く希望する。筆者の知り合いで興味のある人は希望してくれれば貸し付けます。本当に最高です

*6:「チェリー」と真のアンニュイな「明日、春が来たら」は必聴。「明日、…」は真のカバー曲の中で屈指。「またね (M@STER VERSION)」とドラマパートでシンミリさせてからの春香の「笑って!」は、人生って悪くないかもなって思ってしまえるほど

*7:しつこく脚注を入れる。「私にとって」である