箱庭療法記

人々がきらきらする様子に強い関心があります。

230908 映画『アイドルマスターミリオンライブ! 第二幕』(綿田慎也)観ました。

今回も公開初日に観ました。

【GOOD】より【BAD】の方が長いです。今回。

頑張って観ました。

【GOOD】
てづくりのぶどーかんライブの一曲目が「We Have A Dream」だったのは秀逸でした。二曲目の未完成な「Thank You!」も悪くなくって、これが2017年くらいに観られたらなあとしみじみしました。アイマスのフューチャーを一緒に作り上げていくんだぞ感があり、いや、2023年にアイマスのフューチャーを作り上げる感ぜんぜんねえなと思ったので。
中盤、シアターこけら落としのための新曲「Star Impression」とその振り付けが相当良く、たぶんこのアニメの個人的なサビになるくらいには良かった。第二幕はこれを観られた点には価値がありました。クールな曲で、綺麗に静止したポーズの決まったダンスを北沢志保ちゃんが歌い踊るの、個人的にはアニメーションで観たかった光景のひとつあったので。

【BAD】

それはそれとして、で、なんですけど。
や、2013年とか2017年とかにミリオンライブを始めた人って今ってそれなりに歴重ねた働く人だと思うんですよね。そういう人がこれ見てよろこんでちゃダメだと思うんですよね。全体的に大人が仕事のダンドリをしてなさ過ぎでしょ。大体、そういう筋書きってアニマスの序盤でもうやったじゃん。

リアリティラインのなさ、みたいなことは第一幕で諦めてたんですけど、それを下回ってて。お話のリアリティラインとしては、全国ツアーしてる(成長著しい、生放送番組も持ってるアイドルの)事務所の妹分って、流石にもっと大切に扱ってほしくて……。絵のリアリティラインとしては、女の子が髪を結んだままで寝るって流石にウソすぎるでしょ。3Dアニメだからって手を抜きすぎ。

水着回についてはみんな笑ってたのがもはや恥ずかしかった。

私は恥辱のあまり落涙していました。

ちゃんちゃん。